Eleonor Boström

エレオノール・ボストロム

次の休みはどうするの?と彼女に聞いたら、「妹と一緒にきのこ狩りにいくの。」と嬉しそうに答えた。一番好きな場所は家族の持つ田舎の別荘で、彼女は夏になったらそこで暮らす。話すときはまっすぐこっちを見て、一言一言、窯から焼き上がる作品を慎重に取り出すように、真面目に言葉にする。ずっと犬をつくり続けているけど、「犬を作ることはいつでも楽しい。」と彼女は言う。彼女の作品は、愛の向かい方で出来ていて、そこに人々の共感が生まれることで成立する。それは言葉を発しないコミュニケーションのようなもので、彼女の作品の暖かさとユーモアはそこに芽生える。

 

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Artist News

アーティストニュース

Profile

Ceramicist / Illustrator

Sweden / LA

1985年、スウェーデンのストックホルムに生まれる。美術大学を卒業後、ベルリンに拠点を移す。
現在、ストックホルムとサンフランシスコの2箇所で制作を続ける。ピースフルでユーモラスな作風と、研究者のような冷静さが彼女の魅力。10年以上「犬」をテーマに作品を作り続けていて「飽きることがない」。

Works

Ceramic Works

陶器作品

エレオノールは、いつからか犬を通して、社会を、現実を、空想を、花を、見るようになった。ひたすら犬を作るエレオノールが、犬以外を作る日が来るのか来ないのか、現時点ではわからないけど、この犬たちがいったいどこまで増えていくのか、犬たちに今後どんな自然選択がおこり何が変化してくるのか、その顛末がどうしても知りたい!

※写真は本人が撮影したもの。彼女も写真がうまく、自分の作品のここぞ!という良さを、まるでファンのようにアピールできる。
エレオノールの4コマ

Illustration

イラストレーション

彼女のイラストレーションには、陶器作品とは違ったユーモアと親しみやすさ、そしてはじけるPOPがある。つまり、見た途端に笑ってしまうのだ。体と気持ちが軽くなって楽しいのだ。これはイラストでなければ伝わらないから、我々は彼女のイラストがもっと見たいのだ。という単純な動機でプロジェクトは進む。この犬たちが世界に蔓延したら、それってひとつの世界平和の達成だと思うから。

※イラストはエレオノールがはじめて描いた4コマ漫画。この前に更にラフのスケッチがあるが、そちらも味わい深い。いずれどこかで公開したい。
エレオノールのてぬぐい

Japan Series

ジャパンシリーズ

エレオノールのジャパンシリーズが始動中。まずは彼女のイラストレーションを使って日本の様々なプロダクツとコラボレーションして、この愉快を伝えたい。

※イラストは手ぬぐい用に描き下ろしたもの。彼女はいつでも作るものに応じて、楽しみながら新たに描きあげる。