Marianne Hallberg

マリアンヌ・ハルバーグ

太陽と月なら、もちろん月が好き。最後にひとつだけ作品を作るとしたら?と聞いたら「私は今と同じような作品を作るわ。」と言って、「今の自分の作品にとても満足しているの。」と付け加えた。彼女の独特の作品は、ひと目見て見るものに強烈な印象を残す。これが発明であること、そしてこれが発見でありながら、魂の癒やしであることに誰もが気づく。作品はこことあちらの境界線上にあるが、それは深い満足につながっている。境界線上に存在することの満足、それが彼女の魅力だ。

 

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※写真はマリアンヌのアトリエで撮影した。一番自分がリラックスするポーズで座ったところを撮りたいとリクエストした。ブルーで決めた彼女は、まるでそれが最初から決まっていたみたいに、たまたまあった白い椅子を、たまたま立て掛けてあったピンクのボードの前において、当然のように座った。

Artist News

アーティストニュース

Profile

Ceramicist

Sweden

1952年、スウェーデン・ヨーテボリに花屋の娘として生まれる。
青春時代に世界を放浪した後、地元ヨーテボリで作陶を開始する。平面が立ち上がったような独特の作風は、前衛性とクールなユーモアが同居する。先進的クリエイターの注目を集め、若いクリエイターの間では憧れの陶芸家として名前が上がる「アーチストに熱愛されるアーチスト」。

 

※写真は、セックス・ドラッグ・ロックンロールでフラワームーブメントな時代のマリアンヌ。普通にロクロを使っているところが今となっては新鮮。作るときの少しアンニュイな感じは今もそのまま。

Works

マリアンヌ・ハルバーグの作品

Ceramic Works

陶器作品

まるでケーキを作るように、パスタを仕込むように、花を摘むように、独特なやり方で彼女は陶器を作る。そして、香水瓶のカタチをしたフラワーベースをはじめとして、彼女は好んで花瓶を作る。彼女の実家が花屋であったことと、関係するのかどうかはわからないけれど。

※写真は代表作のひとつである香水瓶の花瓶。香水瓶が花瓶なら、そこにどんなお花をさしても大丈夫でしょ。
マリアンヌ・ハルバーグの作品

2D_2.5D_3D

2次元→2.5次元→3次元

日常に普通にあるもの、手で触れる範囲に存在する「あたり前」なものが彼女の創作対象になる。立体は半立体・半平面、そして完全な平面へと姿を変えながら、異化された「当たり前」として現れる。「あたり前」は疑われつつ、そして愛され、受け入られる。彼女の作品は、世界の面積の大半が植物に支配されているように、我々の生活には、あまりに多くのワンダーとユーモアが溢れている事を気づかせる。

※写真は、コンセプチュアルな陶器作品。こういったユーモアが彼女の魅力。
マリアンヌ・ハルバーグ瀬戸焼のプレート

Japan Series

ジャパンシリーズ

マリアンヌのジャパンリリーズが始動している。「マリアンヌ・ブルー」、「異化された日常」、「手の届くもの」、「ワンダーとユーモア」、いくつものキーワードが日本のモノづくりと出会いつつある。小さなものから、中くらいなもの、大きなものから、とてつもなく大きなものまで、彼女と一緒に考えているところ。

※写真は日本の瀬戸焼で作ったマリアンヌの皿。